プレイビューは、Pigments の画面を簡略化したもので、プリセットのブラウジングや基本的な音色エディット、サウンドの探求に適しています。
1 - サウンドエンジン
サウンドエンジンでよく使われるパラメーターが表示されます。
2 - フィルター
フィルターのカットオフフリケンシーとレゾナンスが表示されます。
3 - エフェクト
各エフェクトバスのオン/オフ切り替えとエフェクト量の調整ができます。
4 - モジュレーションスコープ
各モジュレーターの動作状況が表示されます。
5 - アンプエンベロープ
音色の時間的な音量変化を調整できます。
6 - マクロ
マクロを操作できます。
2つのメインエンジンが Pigments の音の出発点です。このセクションでは、メインエンジンのオン/オフ切り替えと、エンジンのタイプ選択、最もよく使われるパラメーターの調整を行えます。
TIPS
- 各エンジンの詳細:各エンジンタイプの詳細につきましては、それぞれのエンジンの項目をご覧ください。
- ウェーブテーブルとサンプルのブラウジング:ウェーブテーブル/サンプル名をクリックすると、それぞれのブラウザが開きます。詳しくは、サンプルエンジンまたはウェーブテーブルエンジンの項目をご覧ください。
- エンジンの操作:エンジンタイプのポップアップメニューには、エンジンの初期化やエンジンのセッティングのコピーといった機能も入っています。
- 詳細セッティング:シンセビューでは、エンジンの全パラメーター表示とエディットが行なえます。
ユーティリティエンジンには、2つのサンプルベースのノイズジェネレーターと、アナログモデリングのサブオシレーターがあります。このセクションでは、ユーティリティエンジンのオン/オフ切り替えと、ノイズ 1-2、サブオシレーターの音量調整が行えます。
TIPS
- 詳細セッティング:シンセビューでは、サブオシレーターの設定やノイズタイプの選択、その他すべての設定や調整が行えます。
各エンジンからの音は、2つのフィルターに送られて倍音構成などを加工できます。このセクションでは、フィルターのオン/オフ切り替えと、フィルタータイプの選択、最もよく使われるパラメーターの調整が行えます。
TIPS
- 詳細セッティング:シンセビューでは、フィルターのサブタイプ選択やフィルター FM のソースやアマウント設定、フィルタールーティングの調整など、細かな設定ができます。
- フィルターの操作:フィルタータイプのポップアップメニューには、フィルター設定のコピーや2つのフィルター設定を入れ替えるコマンドも入っています。
各フィルターからの音は、それぞれで最大3つのエフェクトが使用できる2つの FX バス (FX A-B) に送られます。AUX バスでも最大3つのエフェクトをセンド/リターンバスとして使用できます。このセクションでは、各エフェクトバスのオン/オフ切り替えと、FX バス A-B のエフェクト量の調整、AUX バスのセンドとリターンのレベル調整ができます。
TIPS
- エフェクト選択と調整:FX ビューでは、エフェクトタイプの選択やエフェクトの接続順、バスのルーティングなどの設定が行えます。
Pigments のメインエンベロープ (ENV VCA) では、音の時間的な音量変化を設定します。このセクションでは、ENV VCA のアタックタイム、ディケイタイム、サステインレベル、リリースタイムを調整できます。
TIPS
- 詳細セッティング:シンセビューでは、アタックやディケイなど各ステージのカーブ調整や、エンベロープモードの設定ができます。
- もう1つのエディット方法:エンベロープの設定は、ビジュアライザー上のドットをドラッグすることでも調整できます。
このセクションには、バーチャルキーボード、ピッチベンド、Mod ホイール、Hold ボタンがあります。
TIPS
- ベロシティ:バーチャルキーボードは、クリックする位置でベロシティが変わります。キーの最下部をクリックするとベロシティが最大値になります。
- PC のキーボードでトランスポーズ:PC のキーボードの X と Z でバーチャルキーボードの音域がオクターブ単位で移動できます。
- テープストップ効果:ダウン方向のベンドレンジを 36 に設定してベンドダウンをすると、テープを停止させたときのような効果になります。
- 便利な Hold:Hold ボタンを使用すると、弾いていた音が伸びますので空いた手で音色エディットなどの操作ができます。
4つのマクロノブは、複数のパラメーターを一斉に操作することができます。このセクションでは、各マクロの操作を行えます。
TIPS
- マクロのマッピング:マクロのマッピングは、シンセ、FX、シーケンスの各ビューで行えます。マッピング方法などにつきましては、モジュレーションの項目をご覧ください。