BBDは"Bucket Brigade Device"の略です。
この素子の動作がバケツリレーに似ていることが名前の由来になっています。
入力信号が一連のコンデンサを順々に受け渡されていくことで信号の遅延 (ディレイ) を生じさせる回路です。
コンデンサの1つ1つをバケツに見立てていて、その容量が満タンになると 信号が次のコンデンサに受け渡されることで遅延が発生していく仕組みです。
Input level
入力信号の音量レベルを調整します。高く設定するとプリアンプが歪んで音色が変化します。BBD Size
BBDのディレイバッファの長さを選択します。2つのディレイタイムノブで設定できるレン ジを設定します。Syncモードがオンの場合、Deluxeモードではディレイタイムは40. 96ms〜409.6msに、1100モードでは110ms〜1,100msに制限されます。Left/Right Delay
各チャンネルのディレイタイムを調整します。各チャンネルで独立して設定できるほか 、リンクさせたりDAWのテンポに同期させることもできます。Feedback
ディレイのリピート量を調整します。繰り返しが1回だけの状態から無限に繰り返して 自己発振する状態まで幅広く設定できます。Stereo offset
左右間のディレイタイムを微調整して広がりのあるディレイエフェクトを作ることができます。Stereo Width
左右チャンネルのステレオの広がりを調整します。Chorus/Vibrato Amount
ディレイ音にコーラスかビブラートをかける量を調整します。Echo Level
ディレイ音のボリュームを調整します。Blend
プラグインから出力される入力信号 (ドライ) とディレイ音 (ウェット) のミックスバランスを調整します。Delay Mode
入力信号の取り扱い方を選択できます。ステレオ、ピンポン、Mid/Sideの3タイプから選択できます。
Input Equalizer
入力信号の音質をレゾナンスなしのハイパスやローパスフィルター、 パラメトリックEQで調整します。Envelope Follower
入力信号の音量変化をトラッキングして、モジュレーション信号と して利用することができます。LFO
LFO (ローフリケンシーオシレーター) を使用してパラメーターに 色々な波形やテンポ同期も可能なスピードでモジュレーションをか けることができます。その他のご質問がありましたら こちらにご連絡ください.