スプリングリバーブは、空間の音響反射を再現するために発明されたごく初期の機械式デバイスです。
そのコンセプトは比較的シンプルで、入力信号をトランスデューサーで振動に変換し、 その振動をスプリング (複数のスプリングを使用することもあります) の一端に伝え てその中を振動が伝わっていくというものです。振動がスプリングの反対側の端に到達 しても振動エネルギーの一部はまだ残っており、逆方向に反射していきます。この反射 が何層にも折り重なることでスプリングリバーブ独特のサウンドになります。スプリン グのもう一方の端にもトランスデューサーがあり、そこで振動を電気信号に変換します。
Input Impedance
入力段を切り替えて入力レベルを調整します。Output
出力ボリュームを調整します。Input
入力信号をプリアンプに送り込むゲインを調整します。設定値を高くするとゲル マニウムトランジスタ特有の美しい歪みがかかります。Decay
リバーブの長さを調整します。ノブをLONG側に回すほど長いリバーブになります。Width
リバーブ音のステレオの広がりを調整します。ノブを左に振り切るとモノに、 右へ振るほど左右にに広がります。Blend
プリアンプを通した音とリバーブ音のミックスバランスを調整します。 これにより、プリアンプのみの音にすることもできます。Pre Delay
入力信号にディレイをかけてリバーブ音との時間的な距離感を作ります。Pre Filter
リバーブの前段で入力信号に様々なタイプやスロープのフィルターをかけ ることができます。Post Equalizer
2バンドのシェルフタイプと1バンドのパラメトリックEQでリバーブ音 の音質を調整できます。Tank
様々なタイプのリバーブタンクのモデルを選択でき、リバーブ音 のキャラクターが変化します。その他のご質問がありましたら こちらにご連絡ください.