コーラスは、ごく短いディレイで入力音のコピーを作り (コピーが複数の場合もあります)、そのコピーのピッチを揺らしたりすることで複数の音が鳴っているように聴かせるモジュレーションエフェクトです。
LFOでディレイタイムにモジュレーションをかけることでコピーのピッチが揺れます。
ピッチが揺れているコピーを入力音とミックスすることでコーラスエフェクトになります。
ピッチを揺らすLFOの周期とデプス (LFOの振幅) を色々に変えることで様々なキャラクターのエフェクトになります。
コーラスを色々な設定にすることで、分厚くワイドなサウンドにしたり、リッチできらびやかなサウンドにしたり、あるいはサウンドを奥に引っ込ませるといった効果を作り出すこともできます。
音楽制作の歴史の中で、コーラスはギターやベース、キーボードで多用されてきましたが、その他にもあらゆるオーディオ信号に対してクリエイティブな使い方ができます。
ピッチが揺れているコピーを入力音とミックスすることでコーラスエフェクトになります。
ピッチを揺らすLFOの周期とデプス (LFOの振幅) を色々に変えることで様々なキャラクターのエフェクトになります。
コーラスを色々な設定にすることで、分厚くワイドなサウンドにしたり、リッチできらびやかなサウンドにしたり、あるいはサウンドを奥に引っ込ませるといった効果を作り出すこともできます。
音楽制作の歴史の中で、コーラスはギターやベース、キーボードで多用されてきましたが、その他にもあらゆるオーディオ信号に対してクリエイティブな使い方ができます。
1. Mode スイッチ
ステレオ/モノを切り替えます。ステレオの場合はフル機能のステレオ動作になります。モノの場合は入力音の左右チャンネルをサミングしてモノ化します。
2. Dimension Mode
モード0はコンプレッサー+フィルターとエクスパンダー+フィルター段のみでコーラスはかかりません。これはオリジナル機のBBD回路の前後にあるもので、その音質を再現したものです。モード1-3はモジュレーションの深さやディレイタイム、LFOの設定がそれぞれで異なるタイプのコーラスになっています。モード4は特殊用途で、モード1-3のいずれかと"同時押し"するためのモードです。これにより、エフェクト信号のレベルがブーストされます。
Note:モード0では音質はそれほど大きく変化しませんが、ビンテージのアナログ機独特のウォームな質感が得られます。
3. LED VU メーター
LEDタイプのVUメーターです。出力信号のレベルチェックに便利です。このVUメーターの0dBは、-12dBFSに調整されています。4. 電源ボタン
プラグインのオン/オフを切り替えます。具体的にはバイパスボタンで、ロワーツールバーのBypassボタンと同じ動作です。
5. Oscillator Shapes
このセクションにはモジュレーションLFOの波形セレクターが並んでいます。デフォルト (オリジナル) の三角波のほかに、サイン波、ランプ波、サンプル&ホールド、サンプル&ホールドスムーズがあります。Tips:コーラスのモジュレーション波形にランダムがあるのは奇異に見えるかも知れませんが、多少"常識外れ"でも面白いコーラスサウンドになります。
6. Dynamic Color
オリジナル機に内蔵されていたコンプレッサー/エクスパンダーの動作を選択できます。基本的にはその時定数を変更しています。4つのポジションがあり、一番上のポジションではアタックとリリースの値が低くなり、一番下のポジションではアタックとリリースがスムーズな値に切り替わります。
Note:このセレクターによる音色変化は、入力信号のタイプによってはほとんど違いがなく聴こえることもあります。元々変化が非常に微妙なパラメーターですが、オリジナル機のビンテージでウォームな質感の根幹部分を担っているのが、この部分だったのです。
7. Width
エフェクト音のステレオの広がりを調整します。ノブを右に振り切るとオリジナル機以上のステレオの広がりになり、左へ振り切るとエフェクト音が"モノ化"されます。
"Stereo"と書かれたポジションに合わせると、オリジナル機と同じステレオの広がりになります。
Note:Wodthノブは本プラグインをステレオチャンネルまたはMono-to-Stereoとして立ち上げたときにのみ使用できます。
モノチャンネルに本プラグインを立ち上げたときは、このノブは表示されず、この機能も使用できません。
8. Mix
入力音とエフェクト音のミックスバランスを調整します。この機能はオリジナル機にはないもので本プラグイン独自のものです。その他のご質問がありましたらこちらにご連絡ください。