KeyLabシリースでのRelativeとAbsoluteモードの切替方法をご紹介します。
- KeyLabの電源を入れます。
- "Edit"ボタンを押します。
- "Edit Parameter/Snapshots - Switches"セクションにある"Global"ボタンを押します。
- "Param/Category"ノブを Param: "KnobMode" の表示が出るまで回します。
- "Preset/Value"ノブで "Absolute" または "Relative" モードのどちらか設定したいほうを選択します。
- "Preset/Value"ノブを押して選択を確定します。
- "Edit"ボタンを押してエディットモードを終了します。
以下は選択したモードがどちらのモードなのかを確認する方法です:
Absoluteモード:"Cutoff"ノブを回すと、"VAL"パラメーターの値が0〜127の範囲で増減します。
Relativeモード:"Cutoff"ノブを回すと、"VAL"パラメーターの値が061〜067範囲で増減します。
KeyLab EssentialシリーズでのRelative/Absoluteモードの切替は、以下から入手できるMIDI Control Centerが必然的に必要となります:
- KeyLab MkIIの電源を入れます。
- "User"ボタンを押してエディットしたい"User”デバイスメモリーを選択し、ジョグホイールでエディットしたいメモリーを選択し、ホイールを押して選択を確定します。
- "User"ボタンを、ディスプレイに ”User preset Edit" という表示が出るまで長押しします。
- 鍵盤の上に青字で"Global"とプリントされているキーを押して、"Global Settings"ページに入ります。
- 調整したいエンコーダー/ノブを回し、ジョグホイールで"Option"を選択します。
- ジョグホイールを押して設定を変更する状態にし、ホイールを回して設定したいモードを選択し、ホイールを押して選択を確定します。
- 最後に、"User"ボタンとジョグホイールを3回連続で押して設定値をセーブします。
以下は選択したモードがどちらのモードなのかを確認する方法です:
Absoluteモード:"Cutoff"ノブを回すと、"VAL"パラメーターの値が000〜127の範囲で増減します。
Relativeモード:"Cutoff"ノブを回すと、"VAL"パラメーターの値が061〜067の範囲で増減します。
使用しているRelativeモードによっては、送信される値とリファレンスの値は、ご使用のDAWやソフトウェアによって変わります。また、設定したい値が変わることもあります。
Arturiaのコントローラーには、以下のように3タイプのRelativeモードがあります:
Relative 1:ノブをマイナス方向に回すと61〜63の値を送信し、プラス方向に回すと65〜67の値を送信します。また、ノブを回すスピードで値の反応が変化します。
Relative 2:ノブをマイナス方向に回すと125〜127の値を送信し、プラス方向に回すと1〜3の値を送信します。また、ノブを回すスピードで値の反応が変化します。
Relative 3:ノブをマイナス方向に回すと13〜15の値を送信し、プラス方向に回すと17〜19の値を送信します。また、ノブを回すスピードで値の反応が変化します。
各ステップの間に"0"の値が送信されます。
Relative 1モードでは、ノブを右へ (ゆっくりと) 回すと 65/64/65/64/65... というように値が送信されます。この、"0"の値を挿入する仕様は、Ableton Liveでの表示上の問題を回避するために追加されたものです。
このパラメーターはMIDI Control Centerでは"knob fix"と呼ばれていたものですが、最新のファームウェアバージョンでハード的に実装されました。
KeyLab 25/49/61/88 や KayLab MkII 49/61/88でのこれらすべての設定は、以下のページからダウンロードできますMIDI Control Centerでダイレクトに設定することも可能です:
https://www.arturia.com/support/downloads&manuals