MiniFuseをコンピュータのオーディオ出力デバイスとして使用している場合、多くのシステムではメディアキーによるシステムの音量調整は動作しなくなります。
音量を調整するときは、MiniFuseのフロントパネルにあるMonitorノブをお使いください。
フロントパネルのInstボタン (ギターのアイコン) をオンにすると、そのインプットがハイインピーダンスに切り替わります。
Gainノブを右へ回すとそのチャンネルの信号レベルが上がります。
マイクゲインの調整方法
1) 別のケーブルで問題が解決するかチェックしてみてください。
2) ダイナミックマイクをお使いの場合は、そのマイクのマニュアルでゲインをどれくらい上げる必要があるかをチェックしてください。MiniFuseは最大56dBまでゲインを上げることができます。
3) コンデンサーマイクをお使いの場合、そのマイクのマニュアルでファンタム電源が必要かどうかをチェックしてください。ファンタム電源が必要な場合は、48Vボタンをオンにすることでマイクに電源が供給されます。
下図の通り、MiniFuse 2 には48Vファンタム電源のスイッチが1つだけあります。
スイッチが1つだけですので、これをオンにした場合、両方のXLRインプットにファンタム電源が供給されます。
そのため、ファンタム電源が必要なマイクでのみこの機能を使用することをお勧めします。
ファンタム電源を使用する場合は、最初にファンタム電源をオフにしてから、マイクの接続や取り外しを行ってください。 ファンタム電源がオンの状態でマイクの接続や取り外しは絶対にしないでください。
なお、48Vファンタム電源は標準ジャックのインプットには供給されません。 そのため、XLRインプットにマイクを接続していてファンタム電源がオンの状態でもシンセサイザーやギターなどの楽器は安全に接続できます。
警告:ファンタム電源は一部のリボンマイクを破損させるおそれがあります。 お使いのマイクがファンタム電源に対応しているかどうかと、ファンタム電源が必要なのかどうかを、ユーザーマニュアル等で必ずチェックしてください。