製品登録とアクティベーションは Arturia ウェブサイトと Arturia Software Center で簡単に行なえます。
製品登録とアクティベーションの具体的な手順につきましては、以下の FAQ 記事をご覧ください:
ミックスエンベロープがオフの場合、オシレーターの各波形をジョイスティックでリアルタイムにミックスできます。
ミックスエンベロープがオンの場合は、ジョイスティックよりもミックスエンベロープの機能が優先します。ミックスエンベロープの動作中にジョイスティックを操作すると、その操作はミックスエンベロープのオフセットとして動作します。
キーボード等で新たに音を弾くと、ジョイスティックのポジションに関係なくミックスエンベロープのスタートポイントから再スタートします。
このことは、オリジナルハードウェアでの動作を再現するためにそのような仕様になっています。
アドバンストパネルの目のアイコンをクリックしてモジュレーションをオンにすると、ジョイスティックのポジションとそれにかかるすべてのモジュレーションが適用された実際のオシレーターミックスを可視化できます。
この機能はアナログパーツの公差(特性の誤差)や経年変化による挙動を再現するものです。
ボイスディスパージョン・セクションはバーチャルキーボード中央部の上にあります。

ファクトリー・バリエーションは3つあり、ボタンの数字が大きくなるほどボイス間のバラつきも大きくなります。また、このセクションの右側にあるトリマーを使って手動でボイス間のバラつきを設定できる Custom ボタンも選択できます。
各トリマーで以下のパラメーターのボイス間のバラつきの大きさを設定できます:
パラメーター | |
フィルターのカットオフ | |
フィルターのレゾナンス | |
VCA のレベル | |
VCA のパンニング |
デフォルト設定では、ユニゾンをオンにするとオリジナルハードウェアと同様、8ボイスにセットされています。
この設定は、Prophet-VS V の画面最下部にあるツールバー(ロワーツールバー)で変更できます:

オリジナルハードウェアと同様、Detune ノブを上げていくとボイス間のチューニングが微妙にズレていきますが、ピッチが高くなる方向にのみズレていきます。

Detune ノブを最大にすると、約半音のズレ幅になります。
Prophet-VS V ではサンプルをインポートすることができます:
Prophet-VS V は単周期オシレーターのシンセですので、サンプルのごく一部の非常に限られた区間のみをループ再生します。そのため、元のサンプルとはまったく異なるような音になることがあります。
対応サンプルフォーマット:
- wav
- flac
- aif
- aiff
オリジナルハードウェアと同様、Prophet-VS V にもボイスごとの専用のパンニングセクションがあります。

また、全体的なパンニングの広がりを調整する Spread ノブもあります。

パントリマーでパンニングを設定しても音がモノに聴こえる場合は、Spread ノブの設定が低くなっている可能性があります。
Prophet-VS V には2タイプのグライド(ポルタメント)があり、サイドパネルで選択できます。

- Notes:前に弾いた音から次に弾く音へ音程が滑らかにつながる、一般的なグライドの動作です。
- Original:各ボイス自体にグライドがかかり、オリジナルハードウェア同様の非常にクリエイティブでランダム性のある動作をします。