MiniLab 3 を正常に動作させるためには、お使いのコンピュータの USB ポートに直接接続してください。USB ハブ経由での接続はお勧めできません。
MiniLab 3 には4つの MIDI ポート設定があります。
1. MiniLab 3 MIDI:DAWや Analog Lab V などのスタンドアローンソフトウェアを含むすべてのアプリケーションの操作等に必要な MIDI ポートです。この場合の MIDI 信号の送受信は、MiniLab 3 の USB-C ポートで行います。
2. MiniLab 3 DIN Thru:ホストソフトウェアから MiniLab 3 に送信された MIDI 信号はそのまま MiniLab 3 の5ピン MIDI アウト端子からスルー出力されます。この設定は、MiniLab 3 を MIDI インターフェイス として利用し、DAW からの MIDI シーケンスやコントロール信号で外部ハードウェアシンセを演奏させたい場合に便利です。
3. MiniLab 3 MCU:ノートメッセージやコントロールチェンジなどの MIDI メッセージの影響を受けずに MiniLab 3 を専用ポート経由で Mackie Control Universal コントローラーとして使用する設定です。この設定は、 Cubase などの DAW を MCU で操作したいときにのみ必要となります。
4. MiniLab 3 ALV:Analog Lab V から MiniLab 3 へスクリーンメッセージを送信する設定です。
Note
Windows の場合、これらのポート設定を正しく表示するために MIDI Control Center の最新バージョンを必ずインストールしてください。
Note
必要がないときは MCU ポートをオンにしないでください。この場合、トランスポートパッドをタップするとノートメッセージを送信してしまいます。
以下は MiniLab 3 のフェーダー、パッド、エンコーダーの MIDI インプリメンテーションチャートです。
コントロール | Arturia | DAWs | Users |
---|---|---|---|
メインエンコーダー | 114 | 28 | 114 |
Shift + メインエンコーダー | 112 | 29 | 112 |
メインエンコーダーをクリック | 115 | 118 | 115 |
Shift + クリック | 113 | 119 | 113 |
エンコーダー 1 | 74 | 86 | 74 |
エンコーダー 2 | 71 | 87 | 71 |
エンコーダー 3 | 76 | 89 | 76 |
エンコーダー 4 | 77 | 90 | 77 |
エンコーダー 5 | 93 | 110 | 93 |
エンコーダー 6 | 18 | 111 | 18 |
エンコーダー 7 | 19 | 116 | 19 |
エンコーダー 8 | 16 | 117 | 16 |
フェーダー 1 | 82 | 14 | 82 |
フェーダー 2 | 83 | 15 | 83 |
フェーダー 3 | 85 | 30 | 85 |
フェーダー 4 | 17 | 31 | 17 |
Shift | 9 | 27 | 9 |
パッド 1 | 102 | 102 | 102 |
パッド 2 | 103 | 103 | 103 |
パッド 3 | 104 | 104 | 104 |
パッド 4 | 105 | 105 | 105 |
パッド 5 | 106 | 106 | 106 |
パッド 6 | 107 | 107 | 107 |
パッド 7 | 108 | 108 | 108 |
パッド 8 | 109 | 109 | 109 |