ASC をダウロードし、FAQ の Arturia Software Center でのアクティベーションとインストール に記載の手順に従って作業を進めてください。
Filter MS-20 は、Arturia の ソフトウェアエフェクト の膨大なコレクションの1つです。
そのため、思うように動作させるには Filter MS-20 にオーディオ信号を入力させる必要があります。
Filter MS-20 は、お使いの DAW の VST2, VST3, Audio Unit, AAX の各プラグインフォーマットに対応しています。
コンプレッサーでもディストーションでも、あるいはフィルターでも、サイドチェインはミキシングやビートメイキングに便利なツールです。
Filter MS-20 の場合、すべての設定を Envelope Follower セクションで行えます。エンベロープフォロワーのソースには Filter MS-20 の入力信号か、別のオーディオ信号(サイドチェイン)が使用できます。 この "別のオーディオ信号" がモジュレーションソースになります。
Note
別トラックのオーディオ信号をサイドチェインに使用するときは、DAW で下図のように設定してください。
Note
- 上図の例では、"Songshan takeoff" トラックのオーディオ信号が Filter MS-20 で加工され、"Xiong beat" トラックのオーディオ信号を Filter MS-20 のサイドチェインのソースとして使用し、"Songshan takeoff" のトラックを加工します。
- 上図では Ableton Live を使用していますが、サイドチェインはその他の DAW でも使用できます。サイドチェインの設定方法は、お使いの DAW のマニュアルをご覧ください。
DAW での設定が済みましたら、Filter MS-20 を開き、アドバンストパネルを開きます。
アドバンストパネルのエンベロープフォロワーセクションの Sensitivity ノブの下にある AUDIO IN をクリックし、エンベロープフォロワーのソースを Sidechain にセットします。
Distortion、Filter、Output ノブの横にあるモジュレーションの深さ設定も忘れずにセットしてください。
各ノブの横にある上のカラーをマウスオーバーしてクリック+ドラッグでモジュレーション量を設定できます。
アドバンストパネルのディスプレイ部分にモジュレーション波形が表示されれば、すべての設定が正しく行われたことになります。