マイクプリアンプ |
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入力インピーダンス |
4kΩ |
ゲインレンジ | 3dB 〜 72dB |
インサート |
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出力インピーダンス |
<35Ω |
入力インピーダンス |
10kΩ 不平衡 |
最大出力レベル |
+18dBu |
ゲイン定格入力レベル |
+18dBu |
ライン出力 |
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出力インピーダンス |
4kΩ |
最大出力レベル |
+24dBu |
AudioFuseにはスタンドアロン動作時 (コンピュータと接続していないとき) に使用できる隠し機能がいくつかあります。
機能 |
ショートカット |
内容 |
スリープモードのオン/オフ | Aボタンを長押し | スリープモードに入る スリープモードの解除 /!\ スリープモードのオン/オフ切り替えをするときは必ずスピーカーの電源を切ってから行ってください。 /!\ |
エマージェンシーファームウェアでの起動 |
Aボタンを押しながらパワーサプライを接続 |
エマージェンシーファームウェアで本体を起動 /!\ このモードでは各種機能は使用できません。 ファームウェアの強制アップデート時に使用可能 |
ファクトリーリセット |
Cue OutputとMonoボタンを押しながらパワーサプライを接続 |
すべてのパラメーター設定値を工場出荷時の状態にリセット |
起動時の電源モード選択 |
フルパワー Mono Outputボタンを押しながらパワーサプライを接続 スタンダード Phone 1 Cueボタンを押しながらパワーサプライを接続 |
電源モードの変更 (AudioFuse Control Centerを使用しない場合) |
まず、リアンプについてよくご存知でない方のために簡単にご説明します。
リアンプとは、コンピュータでレコーディングしたオーディオ信号をAudioFuse経由で適切なインピーダンスにしてからアンプに出力ことを指します。
この機能はレコーディング後に録音したトラックを加工したいときに非常に便利です。ミュージシャンがスタジオにいなくても、時間をかけてアンプやマイクなどのセッティングを入念に行うことができ、レコーディングした素材を最高のサウンドに仕上げることができます。
また、バーチャルインストゥルメントの音をアンプに出力することで、より生き生きとしたリアルな音にすることができます。
リアンプ機能でトラックを加工する手順は次の通りです:
- AudioFuse Control Centerを起動します。
- "FROM PHONE 2"と"RE AMPING"スイッチをオンにします。
- グランドループが気になる場合は"GROUND LIFT"スイッチをオンにします。
- リアンプをオンにしましたら、スピーカーB出力の左チャンネルをギターアンプに接続します。
- 録音済みのトラックを再生します。
- アンプからの音をマイクでDAWにレコーディングします。
この機能により、録音済みの素材から最高のサウンドに仕上げるために、あるいはバーチャルインストゥルメントの音色をよりリアルで個性的なサウンドにするために、アンプやエフェクト、マイクの選択や設定を入念に行い時間をかけて作業をすることができます。
AudioFuseの面白い機能の1つに、スピーカーの音量を別々にコントロールできるという機能があります。
スピーカーBの音量をPhone 2ノブで調整し、スピーカーAの音量はメインのボリュームエンコーダーで調整するように設定できるという機能です。
AudioFuse Control Centerを起動し、スピーカーBの"From Phone 2"をオンにするだけで設定完了です。
これでスピーカーBの音量をPhone 2ノブで調整できます。
まず、2台のAudioFuseをパワーサプライと付属のUSBケーブルに接続する必要があります。
2台のAudioFuseを接続するには、Utilities > Audio Midi setup > Window > Audio Devices に進んでください。
- 最初に、2台のAudioFuseが正しく表示されていることをご確認ください。
- ”画面の左下にある"+"アイコンをクリックして"Create Aggregate Device"を選択します。
- 次に画面右側で2台のAudioFuseを選択します。
- リストに1台の16入力&16出力のアグリゲートデバイスとして表示されます。
AudioFuseはiPadにも対応しており、専用パワーサプライ以外にもUSBパワーバンクも使用できます。
AudioFuseをiPadで使用するには、次のアクセサリーが必要となります:
- Apple純正 Lightning - USBアダプター x1
- AudioFuse専用USBケーブル x1
- AudioFuse専用パワーサプライ x1または外付けUSBパワーバンク x1 (AudioFuseに電源を供給するには最低2000mAが必要です)
手順は次の通りです。
専用パワーサプライを使用する場合:
- パワーサプライをAudioFuseに接続します。
- Apple純正 Lightning - USBアダプターをiPadに接続します。
- AudioFuseの太いUSB側のケーブルをlightning - USBアダプターに接続します。
- AudioFuseケーブルのマイクロUSBをAudioFuseに接続します。
- AudioFuseが自動認識され、iPadのメインのオーディオインターフェイスとして使用できる状態になります。
外付けUSBパワーバンクを使用する場合:
- 外付けUSBパワーバンクとAudioFuseケーブルのスリムなUSB A側を接続します。
- Apple純正 Lightning - USBアダプターをiPadに接続します。
- AudioFuseの太いUSB側のケーブルをlightning - USBアダプターに接続します。
- AudioFuseケーブルのマイクロUSBをAudioFuseに接続します。
- AudioFuseが自動認識され、iPadのメインのオーディオインターフェイスとして使用できる状態になります。
- これでどこでもレコーディングができます。