お気付きの通り、他のプリセットと比べてCPU消費量が高いプリセットもあります。
CPU消費量が高くなる機能としては、一般的に以下のものが考えられます:
- Unison: ロワーツールバーのユニゾンボイス数の設定にもよりますが、ユニゾン機能は多くのボイスを同時に発音させる機能です。例えば、ユニゾンボイスを8にセットした場合、内部処理としては1つのノートで8ボイスのコードを弾いたのと同じことになります。
- Stereo Spread: この機能は、元々1つだったオーディオ信号を複製してステレオ信号にする機能で、2倍のボイス数を消費します。例えば、同時に8ボイスを弾いたときは、実際には16ボイスが発音していることになります。
Pan Spread機能は、Voice Panトリマーで設定したステレオ定位に従って、OB-Xa Vの各ボイスの定位をステレオ間で移動させる機能です。
Spreadノブで、各トリマーの設定値を乗算してパンニングの広がりを調整します。
Stereo Spread機能は、ボイスを複製して2つのチャンネル (L/R) にする機能です。複製したボイス間でのオシレーターのチューニングやフィルターの設定、LFOの位相を微妙に調整することでよりワイドな広がりを作ることができます。
- Spreadノブで、オシレーター、フィルター、LFOの設定をグローバル的に調整します。
- Stereo/Movementトリマーはハッチ内にあり、ここで各モジュールのステレオ間の微妙なズレを個別に設定します。
- Movementトリマーは、ステレオ間の微妙なズレに対し、さらに動きを加える設定ができます。これにより、さらにオーガニックで変化のあるステレオスプレッドにすることができます。
注
Stereo Spreadを使用するとCPU消費量が2倍になります。
コードモードでは、単音を弾くだけでコードを演奏することができます。コードを設定するには、SELボタンをクリックしてコード設定パネルを開きます。次に、パネル内のキーボードをクリックしてコードの構成音を指定します。
Tip:コードモードとアルペジエイターの両方がオンのときは、単音を弾くだけでコードのアルペジオになります。
Tip:コードモードとアルペジエイターの両方がオンのときは、単音を弾くだけでコードのアルペジオになります。
X-MOD (クロスモジュレーション) は、OSC2でOSC1の周波数 (ピッチ) を変調する機能です。
オリジナルのOB-Xaではこの機能はオン/オフスイッチでしたが、OB-Xa Vではノブに変更しています。
これにより、オリジナルよりも多彩なモジュレーションサウンドを作ることができます。
オリジナルのOB-Xaではこの機能はオン/オフスイッチでしたが、OB-Xa Vではノブに変更しています。
これにより、オリジナルよりも多彩なモジュレーションサウンドを作ることができます。
これは仕様です。
モジュレーションをまったく使用していない状態では、カットオフフリケンシーの最高値は1373.8Hzです。
ですが、カットオフにモジュレーションをかけると、上記の上限値よりも高いカットオフにすることができます。
このパラメーターでフィルターのスロープを切り替えます。フィルターのスロープは、フィルターのカットオフフリケンシーで音を減衰させる割合を指します。
- 4ポールモードの場合、フィルタースロープは-24dB/Octになります (急峻なスロープ)
- 2ポールモードでは、フィルタースロープは-12dB/Octになります (なだらかなスロープ)
その他のご質問がありましたら、 こちらへご連絡ください。