Analog Labモード:このモードをオンにすると、KeyLab MkIIのエンコーダーやフェーダー、ブラウジング用のインターフェイスでAnalog Labを操作することができます。バンクやフィルター、プリセットのブラウジングができるほか、リアルタイムにサウンドのエディットも行えます。
DAWモード:DAWボタンを押すと、Ableton LiveやLogic Pro X、Pro ToolsやCubase、Studio OneやReaper用のスクリプト、または標準的なMCU/HUIプロトコルを使用して、DAWのパラメーターをコントロールすることができます。
Userモード:Userモードでは最大10個のカスタマイズ可能なユーザープリセットを使用できます。これにより、フロントパネルとリアパネルのほぼすべてにMIDIコントローラーのアサインを設定できます。
各ユーザープリセットではエンコーダーとフェーダーを3つのバンクに分けて別々の機能をアサインすることができます。
プリセットには名前をつけることができ、エンコーダーとフェーダーの3つのバンクにもそれぞれ名前をつけることができます。
KeyLab MkIIに付属しているグランドループアダプターには2つの機能があります:
1. USBのデータと電源の分離
これにより、十分な電源を供給できない機器をKeyLab MkIIに接続することができます。
この方法でアダプターのデータ側コネクターでタブレットやiPadなどのモバイル機器とKeyLab MkIIを接続し、アダプターの電源側コネクターに外付けのUSB電源アダプターを接続することができます。
2. グランドループのカット
CV/GateやUSBを使用しているとグランドループが発生してオーディオにノイズが混入することがあります。
オーディオのノイズが混入している場合は、このアダプターを使用してグランドを分離してループをカットすることをお勧めします。
Padモード:パッドをタップすると音を鳴らしたり、何らかのMIDIメッセージを送信することができます。タッチの強弱のレスポンスはフロントパネルから、またはMIDI Control Centerで設定できます。
Chord Memoryモード:各パッドにそのパッドをタップすると演奏するコードをメモリーできます。
Chord Transposeモード:各パッドにコードをメモリーし、キーボードでそのコードを演奏できます。このモードを使用するときはChordボタンをオンにする必要があります。
グランドループアダプターを使用すれば、外付けのUSB充電器から電源を取りつつKeyLab MkIIをiPadに接続できます。
2. Chordボタンを押したままにします。 (Transボタンのとなりにあります)
3. パッドを選択します;
- Chord Memoryモードでは選択したパッドがグリーンで点灯します。
- Chord Transposeモードでは選択したパッドがパープルで点灯します。
5. キーボードでコードを押さえます (全構成音を一斉に押さえることも、1音ずつ足していくこともできます)。
6. Chordボタンを放します。
7. パッドが点滅してコードがメモリーされたことを表示します。
8. コードをメモリーしたい数だけステップ2〜7の操作を繰り返します。
メモリーしたコードは、モードによってその演奏方法が変わります。
♪: どのモードでもパッドでコードを作成しましたら、忘れずにユーザープリセットにセーブしてください。