KeyStepは次の5種類のアナログクロックレートに対応しています:
- 1 STEP GATE
- 1 STEP CLOCK
- 1 PULSE (KORG)
- 24 PPQ (4分音符あたりのパルス数)
- 48 PPQ
A) 概要
このモードでは、ソースのクロックはシーケンスが1ステップ進むと1パルスを出力します。
注意:このモードでは、KeyStepの Rate/Time Div ボタンは使用できなくなります。
B) 使ってみる
KeyStepをLFOに同期させてみましょう。この例では、下図のようにMicroBrute、KetStep、ソフトシンセを使います:
KeyStepのリアパネルにあるディップスイッチを "SYNC IN" モードにセットしてください。
MicroBruteでの操作:
このモードでは、ソースのクロックはシーケンスが1ステップ進むと1パルスを出力します。
注意:このモードでは、KeyStepの Rate/Time Div ボタンは使用できなくなります。
B) 使ってみる
KeyStepをLFOに同期させてみましょう。この例では、下図のようにMicroBrute、KetStep、ソフトシンセを使います:
KeyStepのリアパネルにあるディップスイッチを "SYNC IN" モードにセットしてください。
MicroBruteでの操作:
- LFO Amount を最大に、LFO Sync を "free" にセットします。Modホイールはカットオフにアサインされているかと思います。
- LFOの波形は矩形波にセットします。
- MIDI Control Centerを開き、Sequence Settings セクションに入り、同期パラメーターを下図のようにセットします:
- 次にお使いのソフトシンセを立ち上げて、KeyStepのシーケンスをレコーディングします。
- KeyStepの "プレイ/ポーズ" ボタンを押して再生待機状態にします。
→ テンポはMicroBruteのLFO周期でコントロールします。
A) 概要
このモードでは、ソースクロックはシーケンスのステップが進むごとに4パルスを出力します (4 PPQに相当)。
B) 使ってみる
BeatStep ProからKeyStepに接続し、そのシーケンスでMicroBruteを演奏せます。
BeatStep ProがKeyStepのクロックのマスターになります。
KeyStepはBeatStep Proのテンポに同期しつつ、MicroBruteを演奏させるためのシーケンスを出力します。
そのために必要な手順です:
このモードでは、ソースクロックはシーケンスのステップが進むごとに4パルスを出力します (4 PPQに相当)。
B) 使ってみる
BeatStep ProからKeyStepに接続し、そのシーケンスでMicroBruteを演奏せます。
BeatStep ProがKeyStepのクロックのマスターになります。
KeyStepはBeatStep Proのテンポに同期しつつ、MicroBruteを演奏させるためのシーケンスを出力します。
そのために必要な手順です:
- BeatStep Proを接続してMIDI Control Centerを開きます。
- Device Settings に入り、Sync パートに入ります。
- Clock In/Out Settings を下図のようにセットします:
- 今度はKeyStepをMIDI Control Centerに接続して同期パラメーターを下図のようにセットします:
- KeyStepのディップスイッチを "SYNC IN" にセットします。
- BeatStep ProのSyncボタンは "INT" にセットします。
- KeyStepの "プレイ/ポーズ" ボタンを押してBeatStep Proからのクロックを待機する状態にします。
- BeatStep Proの "プレイ/ポーズ" ボタンを押します:
→ これでBeatStep ProがテンポのマスターとなってKeyStepのシーケンスがスタートします。KeyStepでタイムディヴィジョンを変更することもできます。
A) 概要
このクロックレートはKORG volcaシリーズで採用されているものです。
簡単に言いますと、2 PPQに相当するクロックです。
B) 使ってみる
volca beats (またはその他のvolca製品) からKeyStepに接続してクロックソースとし、KeyStepのシーケンスでMiniBruteを演奏してみましょう。
このクロックレートはKORG volcaシリーズで採用されているものです。
簡単に言いますと、2 PPQに相当するクロックです。
B) 使ってみる
volca beats (またはその他のvolca製品) からKeyStepに接続してクロックソースとし、KeyStepのシーケンスでMiniBruteを演奏してみましょう。
- MIDI Control Centerを開き、KeyStepの同期パラメーターを下図のようにセットします:
- KeyStepのディップスイッチを "SYNC IN" にセットします。
- KeyStepの "プレイ/ポーズ" ボタンを押します。
- この時、シーケンスがすぐにスタートします (volca beatsはクロックスタート/ストップメッセージに対応していませんので)。KeyStepのタイムディヴィジョンを変更することもできます。
A) 概要
このクロックレートはRoland TR-808 (24 PPQ) やLINN DRUM LM-2 (48 PPQ) など、ビンテージのドラムマシンで採用されていたものです。
B) 使ってみる
上記 "ONE STEP CLOCK" の "B) 使ってみる" のセッティングをします:
正しく同期させるために、KeyStepとBeatStep Proのクロックレート設定 (Clock In/Out Settings) はどちらも同じ (24 PPQ か 48 PPQ) にセットしてください。
このクロックレートはRoland TR-808 (24 PPQ) やLINN DRUM LM-2 (48 PPQ) など、ビンテージのドラムマシンで採用されていたものです。
B) 使ってみる
上記 "ONE STEP CLOCK" の "B) 使ってみる" のセッティングをします:
正しく同期させるために、KeyStepとBeatStep Proのクロックレート設定 (Clock In/Out Settings) はどちらも同じ (24 PPQ か 48 PPQ) にセットしてください。
その他のご質問がありましたらこちらにご連絡ください。