DrumBrute Impactには同期に4種類のモードがあります。
選択したモードによってDrumBrute Impactが同期のマスターやスレーブになります。
マスター:
- INT (Internal):このモードではDrumrute Impactからクロック信号をUSB、MIDI、Syncアウトから出力します。
スレーブ:
以下のモードではDrumBrute Impactは外部クロック信号に同期し、クロックとスタートメッセージを受信しない限り内蔵シーケンサーはスタートしません。
- USB:USBポートから受信したMIDIクロックに同期します。
- MIDI:5ピンDINコネクターのMIDI INで受信したMIDIクロックに同期します。
- CLK:Sync IN端子から入力した外部からのアナログクロック信号に同期します。
以下はDrumBrute Impactの便利なショートカットの一覧です:
機能 |
ショートカット | 内容 |
プレイバックフォーカス |
<< + >> | 再生中のパターンをフォローしながら表示します。 |
パターンのコピー |
SHIFT + >> | 最初のパターンをコピーして3回繰り返すことができます。 |
メトロノームのタイムディヴィジョン変更 |
Metronome ON + Step 1-5 | 選択したステップボタンをもう一度押すと1/4にリセットします。 |
1ステップ分シフト |
Step + Swing | ステップモードとアクセントモードでのみ使用できます。 |
ハードリセット |
Song + Bank + Ptrn + Power On | すべてのシーケンスを消去して全パラメーターの設定値をリセットします。 |
ローラー/ルーパー |
Shift + Step 9 | タッチストリップの機能をローラーかルーパーにセットします。 |
全インストゥルメントのスウィング値のオフセット |
Shift + Swing (Current Trackボタン=OFF) |
そのパターンの全インストゥルメントのスウィング値を-50〜+50の範囲でオフセットします。 |
選択したインストゥルメントのスウィング値のオフセット |
Shift + Swing (Current Trackボタン=ON) |
選択したインストゥルメントのスウィング値のみを-50〜+50の範囲でオフセットします。 |
ポリリズムをオンにする |
Shift + Step 16 |
各トラックのステップ数を個別に設定できるようになります。 |
グローバルBPMのオン/オフ |
Shift + Step 15 |
適用するテンポをグローバルかパターンごとに切り替えます。 |
クォンタイズがかからないモードにするにはSHIFTを押しながらRECを押します。
クォンタイズをオフにするとグリッドが消えて文字通りブルータルなグルーヴを作ることができます。
DrumBrute Impactはソング/バンク/プログラムチェンジの各メッセージを受信できます。
各MIDIメッセージのコマンドは以下の通りです:
機能 | MIDIメッセージ | メッセージの詳細 |
ソングの選択 ソングセレクト (システムコモンメッセージ) |
F3 XX |
XX = ソングナンバー ソング 01 = 00 ソング 16 = 0F |
バンクの選択 MSBまたはバンクメッセージ ( 0〜4 ) |
BY XX | Y = MIDIチャンネル チャンネル 1 = 0 チャンネル 16 = F XX = バンク バンク 1 = 00 バンク 4 = 03 |
パターンの選択 プログラムチェンジ ( 0〜16 ) |
CY XX | Y = MIDIチャンネル チャンネル 1 = 0 チャンネル 16 = F XX = パターン パターン 1 = 00 パターン 16 = 0F |
注意:ソングモードに入っているときはMIDIメッセージでバンクやパターンを切り替えることはできません。
その他のご質問がありましたらこちらにご連絡ください。