MicroFreakのシーケンサーはプリセットごとに1つのシーケンスをレコーディングできます (Part A, Part B)。
シーケンスのレコーディング方法には次の2種類があります:
ステップレコーディング
シーケンサーが停止している状態でRecordを押すとステップレコーディングに入ります。
このモードでは:
選択したステップのノートをキーボードで指定します。
キーボードから手を放すと次のステップに進みます。
Rateエンコーダーでステップを選択できます。
パラメーターをモジュレーショントラックにアサインしてその値をステップごとに設定できます。
リアルタイムレコーディング
シーケンスの再生中にRecordを押すとリアルタイムレコーディングに入ります。
このモードでは:
キーボードで弾いた演奏がリアルタイムでレコーディングされます。
パラメーターのノブ等に触れるとそのパラメーターがモジュレーショントラックにアサインされます。
モジュレーションLEDが点滅している間はパラメーターの動きをレコーディングできます。
オートメーションのレコーディングはシーケンスが1周して最初にレコーディングを始めたステップに到達すると終了します。
MicroFreak本体にデータを送信する
コンピュータパネルでProjectを選択し、Send to MicroFreakをクリックします。
/!\ この操作を行うとMicroFreak本体に入っているデータが上書きされます。 /!\
必ず事前にMicroFreakのバックアップを取っておいてください。
コンピュータにデータを移す
MicroFreakパネルでRecall to Computerをクリックします。
この時、コンピュータパネルに"Device"という名前の新規プロジェクトが作成されます。
プリセットデータはMicroFreakパネルからコンピュータパネルに、あるいはその逆方向にドラッグ&ドロップで移すことができます。
デスティネーションのアサイン
アサイン方法は非常にシンプルです:
- Assignボタンのいずれかを押したままにします。
- アサインしたいパラメーターのノブ等を操作します。
- そのパラメーターがアサインされたことがディスプレイに表示されます。
モジュレーション量にモジュレーションをかける
この方法もすごく簡単です:
- Assignボタンのいずれかを押したままにします。
- Matrixエンコーダーを回してソースとデスティネーションの交点を選択します。
- Assignボタンを放します。
以下はMicroFreakのショートカットです。
カテゴリー | キー操作 | 機能 |
---|---|---|
プリセット | ||
Shift + Presetエンコーダー | セーブやリネーム時に“A” から “a”、または"0 から “.”の文字レンジをクイックに選択 | |
Saveを長押し | 素早くセーブ | |
Presetエンコーダーを3回クリック | 選択したプリセットを初期化 | |
マトリクス | ||
Matrixエンコーダー | 2秒長押ししてモジュレーション量をリセット | |
Assign1 + ノブを回す | 回したノブをAssign1にアサイン | |
Assign2 + ノブを回す | 回したノブをAssign2にアサイン | |
Assign3 + ノブを回す | 回したノブをAssign3にアサイン | |
Seq | Arp | ||
Shift + Arp | Seq | アルペジエイターとシーケンサーの切り替え | |
アルペジエイター | ||
Shift + キーボードで1音弾く | アルペジオのトランスポーズ | |
Shift + Up | A | 現在のアルペジオをシーケンサーAに転送 | |
Shift + Order | B | 現在のアルペジオをシーケンサーBに転送 | |
シーケンサー | ||
Up | A + Hold (1秒長押し) | シーケンスAを消去 | |
Order | B + Hold (1秒長押し) | シーケンスBを消去 | |
Oct | Mod + Hold | 選択しているモジュレーショントラックを消去 | |
Shift + キーボードのキー | シーケンスのトランスポーズ | |
Shift + A/B | 前回セーブしたパターンA/Bをリロード | |
スウィング | ||
Shift + Rate | スウィングレートの設定 | |
サイクリングエンベロープ | ||
Shift + Rise | サイクリングエンベロープのアタックのカーブ設定 | |
Shift + Fall | サイクリングエンベロープのディケイのカーブ設定 |