Arturia のソフトウェアで問題が発生した場合は、サポートチームにご連絡される前に、以下の手順に従ってトラブルシューティングを行い、必要な情報を収集してください。
ソフトウェアを常の最新の状態に:お使いの Arturia ソフトウェア、オペレーティングシステム、ドライバーが最新であることをご確認ください:
-
- Arturia Software Center (ASC) を開いて、アップデートがあるかどうかをチェックしてください。
ASC が正しく動作しない場合は、こちらの FAQ 記事をご覧ください。
-
- OS アップデートの確認:
- macOS:「システム設定」を開き 「一般」>「ソフトウェアアップデート」の順に進みます。
- Windows:「Windows Update」を使用します。
- OS アップデートの確認:
-
- ドライバーのアップデートは、お使いのコンピュータから、またはドライバーのウェブサイトから行ってください。
アップデート後も問題が解消しない場合は、一般的な問題の解消法をご紹介する以下のセクションをご覧ください:
お使いのコンピュータの OS の対応状況につきましては、互換性の記事をご覧ください。
アプリケーションが起動しない場合:
- アプリケーションを終了し、すべてのオーディオと MIDI デバイスを取り外し、アプリケーションをもう一度開いてみてください。
その状態で問題なく起動する場合は、デバイスを1つずつつなぎ替えて、問題を起こしているデバイスを特定してください。
- 問題が解消されない場合は、以下の記事を参考にお使いのソフトウェアのクリーン・アンインストールと再インストールを行ってください:
Arturia ソフトウェアを正しくアンインストールする方法?
アンインストール後、Arturia Software Center (ASC) からお使いの OS のバージョンに応じて以下の手順で再インストールしてください:
- macOS の場合:
「システム設定」を開き、「プライバシーとセキュリティ」>「フルディスクアクセス」の順に進み、ASC が許可されていることをご確認ください:
ASC がパネルに表示されない場合、+をクリックしてアプリケーションフォルダから Arturia Software Center を選択してください。
ASC を使用してソフトウェアの再インストールを行い、再インストール後、スタンドアローンアプリケーションがまだトラブルを引き起こしている場合は、上述の手順でフルディスクアクセスも許可してください。
- Windows の場合:
別のインストールを試みる前に、ASC を右クリックし、「管理者として実行」を選択して開いてください。
インストールが完了しましたら、ショートカットまたはアプリケーションの実行ファイルを右クリックし、「管理者として実行」を選択して開いてみてください。
お使いの MIDI コントローラーまたはマッピングが正しく動作しない場合は、以下の記事を参考にプリファレンスをリセットしてみてください:
次に、「Audio Midi Settings」メニュー (スタンドアローン・アプリケーション) で設定を調整し、コントローラーの MIDI ポートを選択します。
必要に応じて、「Instrument」>「Preferences」>「MIDI」サイドパネルへ進み、マッピングをもう一度作成してください (サードパーティ製コントローラーまたはオリジナルのマッピングをご使用の場合):
お使いのコントローラーが認識されない場合は、こちらをご覧ください:
ソフトウェアの画面表示に問題がある (まったく表示されない / レイアウトが崩れている / 表示されるべき要素が抜けている) 場合は、次の手順をお試しください:
- On Windows:
- GPU ドライバーのアップデートが GPU または CPU (CPU 内蔵グラフィックをご使用の場合) メイカーのウェブサイト (AMD / Intel / NVIDIA) で利用可能かどうかをまずご確認いただき、正確なモデルと現在お使いの OS に応じて利用可能な最新ドライバーをダウンロードしてください。
-
デュアルグラフィック (GPU と CPU内蔵グラフィック) で作業している場合は、GPU または CPU 内蔵グラフィックを優先してアプリケーションを処理することが有効になっているかどうかをご確認ください:
通常、「設定」>「システム」>「ディスプレイ」>「グラフィックス」メニューから、各アプリケーションに適したグラフィックスを設定できます。
設定が済みましたら、「オプション」ボタンをクリックし、できれば「高パフォーマンス」を選択します (CPU 内蔵グラフィックと GPU の両方を試してみるのも、片方がうまくいかない場合には有効です):
このような調整は、AMD、NVIDIA、Intel の専用コントロールパネルを通じて、すべてのアプリケーションに対して一度に行うこともできます (それぞれの専用記事をご参照ください)。
-
「表示スケールの詳細設定」(「設定」>「システム」>「ディスプレイ」メニュー) をデフォルト値 (お使いのセットアップとモニターのサイズと解像度に応じて、通常は 100% または 150%) に戻します:
-
最後に、(まだ行っていない場合は) クリーンアンインストールと再インストールを行い、上記セクション「アプリケーションが起動しない、またはクラッシュしてしまう」の手順で操作し、それでも問題が解決しない場合は、以下のページから個別のインストーラーもダウンロードしてみてください:
Note
複数のモニターをご使用の場合は、USB ドッキングステーションや USB ディスプレイリンク・アダプターの使用を避け、潜在的な問題を回避するために、すべてのモニターを同じ GPU または CPU 内蔵グラフィックで処理するようにしてください。
その場合、DAW またはスタンドアローン・アプリケーションを開き、アダプターを差し戻すだけで、これらの問題は回避できるはずです。
- スタンドアローンアプリケーションを使用中の場合
- Audio Device (内蔵スピーカー / オーディオインターフェイス / USB ヘッドフォン) を変更してみる。
- Sample rate の設定も変更してみてください。
- DAW 環境内で使用中の場合 (プラグイン)
上記と同様のテストをお使いの DAW のオーディオ設定で行ってください。
- レポート…をクリックします。
- クラッシュログが表示されます。
- クラッシュログのテキスト全体を選択 (Cmd + A) してコピーします。
-
次の手順でペーストしてテキストファイルとして保存します:
- テキストエディットを開きます。
- コピーしたクラッシュログをペーストします。- 可能であれば、「フォーマット」メニューから「標準テキストにする」を選択してからテキストファイル (.txt) として保存してください。
- あるいは、「ファイル」メニューから「保存…」を選択してフォーマットを「リッチテキスト書類」(.rtf) にして保存してください。
- Windows の場合:
- クラッシュダンプは以下のフォルダに入っています:
C:\Users\[user_name]\AppData\Local\CrashDumps
- ファイル名は次のように設定されます:
"Name".exe." crashdump_number".dmp
従って、DAW 環境でクラッシュが発生してしまった場合は次のようになります:
"Ableton Live X Suite.exe.XXXX.dmp"
または、スタンドアローンアプリケーションでクラッシュが発生してしまった場合は、次のようになります:
"Analog Lab V.exe.XXXX.dmp"
- 問題が再現される操作手順
- お使いのセットアップの詳細:
- OS とそのバージョン番号
- DAW とそのバージョン番号
- ユーティリティ / エフェクト / インストゥルメントとそのバージョン番号
- プラグイン形式 (VST2 / VST3 / AU / AAX)
- サンプルレートとバッファサイズ
- 問題のスクリーンショットまたは動画 (任意のクラウド / ファイル共有サービスにホスト)
- (該当する場合は) クラッシュログまたはクラッシュダンプ (上記「クラッシュログまたはクラッシュダンプの取得方法」をご覧ください)
- システムレポート (macOS) または 診断レポート (DXDiag レポート) (Windows)
上記の情報を以下のリンクに表示されるフォーム経由でサポートチームまでお送りください: ヘルプを求める
その後、解決策をお知らせするか、品質保証部門に報告し、原因究明を行い、次回のアップデートで問題が解消できるよう最善を尽くします。