Logic Pro のプラグインマネージャーにプラグインが正しく表示されないときは、以下の手順ですべての Audio Units をリセットしてみてください:
Logic Pro の Audio Units をリセットすると、MainStage もリセットされますのでご注意ください。
- Logic Pro > Preferences > Plug-In Manager の順にクリックします。
- “Full Audio Unit Reset” をクリックします。
- Logic Pro を終了し、再び開きます。この時、Logic Pro がインストールされているすべての Audio Units プラグインを再スキャンします。
- これでプラグインが Logic Pro のプラグインマネージャーに表示され、トラックに入れることができるかどうかチェックできるようになります。
プラグインがプラグインマネージャーに表示されても Logic Pro や MainStage で使用できない場合、以下の手順で認識されないプラグインを再スキャンしてみてください:
- プラグインマネージャーを開き、チェックしたいプラグインを表示させます。メーカー単位でフィルタリングしたいときは、左コラム (フォルダが並んでいるコラム) のメーカー名をクリックします。
- プラグインの Compatibility コラムに "failed validation" というメッセージが表示されましたら、リストからそのプラグインを選択し、"Reset & Rescan Selection" をクリックします。
重要:
Logic Pro の旧バージョン (10.7 以前) をお使いの場合、以下のファイルを手動で削除して Audio Unit キャッシュをリセットして、プラグインを強制的に再スキャンさせる必要があることがあります:
- Logic Pro (と MainStage) を終了します。
- Finder メニューの移動からフォルダへ移動...を選択します。
- 次のパスをコピー/ペーストして移動をクリックします:~/Library/Caches
- AudioUnitCache という名前が付いているフォルダをすべて削除します。
- com.apple.audiounits.cache という名前が付いているファイルをすべて削除します。
- コンピュータを再起動して (必須) Logic Pro をもう一度開きます。
インストールされている AU コンポーネントの量によって再スキャンに数分かかることがあります。
すべての VST プラグインが「デフォルト VST プラグインパス」にインストールされている場合、Cubase の起動時に自動的にスキャンされ、使用できます。
プラグインがそれ以外のカスタムフォルダにインストールされている場合、そのプラグインを VST プラグインマネージャーに追加してスキャンさせる必要があります。
手順は次の通りです:
- Studio メニューを開き、VST Plug-in Manager をクリックします。
- 画面左下にある歯車アイコンをクリックして + アイコンをクリックします。
- スキャンしたい VST プラグインが入っているフォルダを選択し、Select Folder をクリックします。
- サーチバーの右にあるリフレッシュアイコンをクリックするとスキャンが始まります。
インストールされているプラグインの量によって、スキャンにかかる時間は変化します。
重要:
どこかの時点でプラグインがブロックリストに入った場合は、"Blocklist" タブでチェックしてください:
ブロックリストの中に使用したいプラグインがある場合は、そのプラグインを選択して "Reactivate" をクリックします。
プラグインが Ableton Live で認識されない場合は、以下の手順をお試しください:
Windows:
- Ableton Live を右クリックして管理者として実行を選択して開きます。
- 'Preference' メニューを開き、'Plug-Ins' タブを選択して 'Rescan' をクリックします。
- それでもプラグインが認識されず、VST プラグインが別々のカスタムフォルダに入っている場合:
- 'Use VST2 / VST3 Custom folder' オプションを 'On' にして、再スキャンしたい VST フォルダを選択します。
それでも問題が解消しないときは、以下の手順をお試しください:
- ファイルブラウザでお使いの VST フォルダを開き、そのフォルダを別の場所に一旦移動させて Live を再び開いて強制的に再スキャンさせます。
- 次に、VST フォルダを元の位置に戻し、Live を再び開いてそのフォルダを再スキャンさせます。
この方法はプラグインが認識しないときに役立つことがあります。
Mac OS:
- Ableton Live を開きます。
- 'Preferences' メニューを開き、'Plug-Ins' タブを選択します。
- 'Plug-Ins Sources' セクションの 'Use Plug-In System Folder' が 'On' に設定されていることを確認します。
- ボタンがすでに 'On' に設定されている場合は、Rescan をクリックします。
- それでもプラグインが認識されず、VST プラグインが別々のカスタムフォルダに入っている場合:
- 'Use VST2 / VST3 Custom folder' オプションを 'On' にして、再スキャンしたい VST フォルダを選択します。
- それでもプラグインが VST に表示されないときは、Audio Units も On にして Audio Units プラグインが 'プラグインブラウザ' > Audio Units セクションに表示されるかどうかをチェックします。
この方法はプラグインが認識しないときに役立つことがあります。
- ファイルブラウザでお使いの VST フォルダを開き、そのフォルダを別の場所に一旦移動させて Live を再び開いて強制的に再スキャンさせます。
- 次に、VST フォルダを元の位置に戻し、Live を再び開いてそのフォルダを再スキャンさせます。
この方法はプラグインが認識しないときに役立つことがあります。
新しくインストールした AAX プラグインが正常にインストールされている場合は通常、Pro Tools の起動時に自動的にスキャンされ使用できる状態になります。
あるはずのプラグインが何らかの理由で見つからない場合は、Pro Tools のプリファレンスファイルを削除して次回起動時にプラグインを強制的に再スキャンさせます。 その手順は次の通りです:
Mac OS:
- Pro Tools を終了し、MacOS の Finder にします。
- メニューの移動をクリックし、フォルダへ移動...を選択します。
- 次のパスをコピー/ペーストして "移動" をクリックします: ~/Library/Preferences/Avid
- Pro Tools フォルダに入っている次の2つのファイルを削除するか、一時的に別の場所に移動させます: InstalledAAXPlugins, Pro Tools Prefs
- コンピュータを再起動して Pro Tools を開くとプラグインを再スキャンします。
これでプラグインを正常に使用できるようになります。
Windows:
- エクスプローラーを開きます。
隠しフォルダや隠しファイルがあるかも知れませんので、隠しファイル等を表示していない場合は最初に "表示" セクションへ行き、"隠しファイル" を選択します。
もっと楽な方法として、エクスプローラーのアドレスバーに以下のパスをコピー/ペーストしてそこへアクセスする方法もあります。
- 削除すべきファイルは以下の場所に入っています:
C\:Users\*Username*\AppData\Roaming\Avid\Pro Tools
- ここから、以下のファイルを移動させるか削除します:
InstalledAAXPlugIns
- コンピュータを再起動して Pro Tools を開くとプラグインを再スキャンします。
これでプラグインを正常に使用できるようになります。
Reaper を開いた時にデフォルトのシステムフォルダが自動的にスキャンされ、プラグインが正常に認識されます。
プラグインが正常に認識されない場合は、以下の手順をお試しください。
以下の手順は Windows でも MacOS でも同じです:
- Reaper を開きます。
- Options > Preferences > VST の順にクリックします。
- VST プラグインのパスを以下のようにセットします:
/Library/Audio/Plug-Ins/VST
/Library/Audio/Plug-Ins/VST3
- 場合によっては、以下のパスを User Library に追加する必要があることもあります:
/Users/Username/Library/Audio/Plug-Ins/VST
/Users/Username/Library/Audio/Plug-Ins/VST3
上記のパスはすべて "," で区切ることでトラブルを回避しましょう。パスの "Username" のところは当然ながらあなたのユーザーネームを入力してください。
- "Re-scan" をクリックします (場合によっては "Clear/re-scan" オプションが必要なこともあります)。
- Reaper を終了させて再び開くとプラグインが再スキャンされます。
- プラグインがプラグインリストに正しく表示されているかどうかをチェックします。
デフォルト設定では、Audio Unit プラグイン (Mac のみ) は Reaper を開く時にスキャンされます。
Studio One は起動時にデフォルトのシステム VST フォルダを自動的に再スキャンし、新たにインストールしたプラグインが認識されます。
プラグインが認識されない場合は、VST プラグインフォルダをチェックして強制的に再スキャンさせます。
その手順は次の通りです:
Mac OS:
- Studio One を開きます。
- Studio One > Preferences > Locations > VST Plug-Ins の順にクリックします。
- 以下のパスが表示されていることを確認します:
/Library/Audio/Plug-Ins/VST
/Library/Audio/Plug-Ins/VST3
デフォルトの VST フォルダ以外のカスタムフォルダをお使いの場合、"Add" をクリックして VST ファイルが入っているフォルダを選択します。
- 終わりましたら、"Scan at Startup" にチェックを入れます。
- 次に、"Reset Blocklist" をクリックします。
- Studio One を再び開きます。するとプラグインが認識され、使用できる状態になります。
Win:
- Studio One を開きます。
- Studio One > Preferences > Locations > VST Plug-Ins の順にクリックします。
- 以下のパスが表示されていることを確認します:
C:\Program Files\Vstplugins
C:\Program Files\Common Files\vst3
デフォルトの VST フォルダ以外のカスタムフォルダをお使いの場合、"Add" をクリックして VST ファイルが入っているフォルダを選択します。
- 終わりましたら、"Scan at Startup" にチェックを入れます。
- 次に、"Reset Blocklist" をクリックします。
- Studio One を再び開きます。するとプラグインが認識され、使用できる状態になります。
プラグインは通常、Bitwig を開く時に正しくスキャンされ認識されますが、何らかの理由で認識されない場合は、以下の手順をお試しください。また、必要に応じて VST キャッシュファイルを削除してみてください。
以下の手順は Windows でも MacOS でも同じです:
- Bitwig Studio を開きます。
- File > Settings > Locations の順にクリックし、以下のパスが VST プラグインフォルダの下に表示されているかどうかをチェックします (ない場合は追加してください):
Windows:
C:\Program Files\Vstplugins
C:\Program Files\Common Files\vst3
Mac OS:
/Library/Audio/Plug-Ins/VST
/Library/Audio/Plug-Ins/VST3
以下は MacOS 版のスクリーンショットです:
- 必要に応じて表示されている VST フォルダのパスの右にある小さな矢印アイコンもクリックして、そのフォルダが正しくモニターされ、プラグインが自動的に認識されるようにします。
- 必要な場合、Bitwig を終了して再び開いてプラグインが正しく認識されるかどうかチェックしてください。
- それでもプラグインが認識されない場合は、以下の場所にあるフォルダ/ファイルを削除して Bitwig VST キャッシュをクリアする必要があることもあります:
MacOS:
/Users/”Username”/Library/Application Support/Bitwig/Bitwig Studio/ index (フォルダ)
/Users/”Username”/Library/Caches/Bitwig/vst-metadata (ファイル)
Windows:
C:\Users\”Username”/AppData/Local/BitwigStudio/index (フォルダ)
C:\Users\"Username"/AppData/Local/BitwigStudio/cache/vst-metadata (ファイル)
"Username" のところは当然ながらあなたのユーザーネームを入力してください。
終わりましたら、次回 Bitwig を開く時にすべての VST が再スキャンされ、正常に認識されます。
FL Studio の動作仕様により、同じプラグインの違うバージョンが複数あると、コンフリクトを起こすことがあります。
以下の手順で期待通りに最新バージョンのプラグインが動作するようになります:
- FL Studio の プラグインマネージャーを開き、"Combine VST and VST3 version of the plugin" をオフにします。
- "Rescan plugins with errors" と "Rescan previously verified plugins" の両方をオンにします。
- 画面上部の "Verify plugins" を オンにします。
- 最後に "Find more plugins" ボタンをクリックします。
これでプラグインを再スキャンして VST のバージョン違いが正しく除外され、快適に使用できるようになります。
補足:
再スキャンしてプラグインがお使いの DAW のプラグインマネージャーに正しく表示されても、それをトラックに入れる際に問題が発生しましたら、次のFAQ 記事をご注意ください。