'Recall from flash' を使用するとメモリーからプロジェクトを瞬時に呼び出すことができます。
この機能はライブ時のトリックとして非常に便利です。
以下はその例です:
この機能はライブ時のトリックとして非常に便利です。
以下はその例です:
- 4つのトラックを使ってシーケンスを作成します。
- プロジェクトをセーブします。
- 演奏をスタートします:グローバルオフセットでドラムゲートやシーケンストラックを変化させて緊張感を出していき、そのピークに達したところで:
- Project と Shift を押しながらRecall from flashでセーブしておいたプロジェクトを呼び出して元のグルーヴを再現します。
アルペジオをシーケンサーにレコーディング
この新機能を使用するとアルペジオを同じトラックのシーケンサーにレコーディングすることができます。
手順は次の通りです:
手順は次の通りです:
- トラックを選択 (2, 3, または4) してアルペジオモードにセットします。
- そのトラックの空きパターンを選択します。
- モードを Poly にセットします ('Shift' + Poly)。
- オーバーダブをオフにします (このほうが何が起きているからわかりやすくなります)。
- アルペジエイターをスタートします (Playを押します)。
- Recordを押して、キーボードでコードを押さえてアルペジオ演奏を始めます。
- 次に、同じトラックのSequencerボタンを押してそのトラックのシーケンサーをオンにし、レコーディングしたアルペジオを再生します。
シーケンスをエディットするときは、すべての'Shift'エディット機能が使用できます。
アルペジオにスウィングをかける
アルペジオにスウィングがかけられるようになりました。
アルペジオをレコーディングするときはクォンタイズをオフにすることでスウィングしたアルペジオがシーケンサーにレコーディングされます。
停止時にアルペジオ演奏をする
アルペジオを演奏するのにシーケンサーをスタートさせる必要はなくなりました。
キーボードでコードを押さえた時点でアルペジオ演奏がスタートします。
アルペジエイターのベロシティがバイポーラになりました。
アルペジオで演奏するノートベロシティの値をリアルタイムに変更できるようになりました。
ベロシティのエンコーダーの値が'0'のとき、すべてのアルペジオのノートはキーボードを押さえた時のベロシティ値で演奏します。
このエンコーダーを右へ回すと最大値の127に達するまでベロシティ値が上がります。
このエンコーダーを左へ回すと、キーボードを押さえた時のベロシティ値から下がっていきます。
エンコーダーの値が−127になると無音になります。
ベロシティのエンコーダーの値が'0'のとき、すべてのアルペジオのノートはキーボードを押さえた時のベロシティ値で演奏します。
このエンコーダーを右へ回すと最大値の127に達するまでベロシティ値が上がります。
このエンコーダーを左へ回すと、キーボードを押さえた時のベロシティ値から下がっていきます。
エンコーダーの値が−127になると無音になります。
MONOモードの機能見直し
MONOモードでレコーディングをすると、1ステップに1ノートだけレコーディングします。
このことはクイックエディットでもステップエディットでもリアルタイムレコーディングでも同じです。
これによりベースラインをレコーディングしやすくなりました。
MONOモードで新しいパターンを作成する場合、オーバーダブは常にオフになります。
このことはクイックエディットでもステップエディットでもリアルタイムレコーディングでも同じです。
これによりベースラインをレコーディングしやすくなりました。
MONOモードで新しいパターンを作成する場合、オーバーダブは常にオフになります。
グローバルオフセット:Shift + エンコーダー
を押しながら5つのエンコーダーのうちの1つを回すと、シーケンス内のそのパラメーターの値を全ステップで相対的にオフセットします。
オフセットはプラス方向にもマイナス方向にも行えます。
例えば、'Shift' を押しながらベロシティのエンコーダーを右へ回すと、そのシーケンスのすべてのステップのベロシティ値がノブを回した分だけ上がります。
エンコーダーを左へ回すとその分だけ値が下がります。
この時、ディスプレイにはベロシティ値の上昇分/下降分の値が表示されます。
ドラムトラックではピッチのグローバルオフセットは無効になりますが、ゲート、ベロシティ、タイムシフト、ランダムネスは使用できます。
ステップリッスン
ステップリッスン機能がついに追加されました!
シーケンサーの停止時にステップエディットをオンにすると、ステップキーを押すとそのステップに入っているノートを発音します。
これにより、ステップのプリビューやエディットを、そのステップが演奏する周回を待たずに行えるようになりました。
ステップボタンを押すとそのステップに入っているノートが各種情報を含めて発音します (ピッチ、ベロシティ、ゲート、ランダムネス、タイムシフト)。
ステップ内に複数のノートがある場合は、タイムシフトの値が最も小さいノートが瞬時に発音し、それ以外のノートはそれぞれのタイムシフト値に応じて最初のノートから遅れて発音します。
ノートを発音する長さはそのステップ内でゲートが最長のものに合わせて発音します。
シーケンサーの停止時にステップエディットをオンにすると、ステップキーを押すとそのステップに入っているノートを発音します。
これにより、ステップのプリビューやエディットを、そのステップが演奏する周回を待たずに行えるようになりました。
ステップボタンを押すとそのステップに入っているノートが各種情報を含めて発音します (ピッチ、ベロシティ、ゲート、ランダムネス、タイムシフト)。
ステップ内に複数のノートがある場合は、タイムシフトの値が最も小さいノートが瞬時に発音し、それ以外のノートはそれぞれのタイムシフト値に応じて最初のノートから遅れて発音します。
ノートを発音する長さはそのステップ内でゲートが最長のものに合わせて発音します。
コピー、ペースト、イレース (ノート)
ステップエディットモードに重要な新機能が追加されました:ノートのコピー/ペーストです!
ノートのコピー/ペースト機能では、ステップ内のコピーしたいノートを選択してそれを以下の場所にペーストできます:
- 同一ステップ
- 別のステップ
- 別のページの別のステップ
ノートのコピー/ペーストではノートの次の各種情報も含めて行えます:ピッチ、ゲート、ベロシティ、タイムシフト、ランダムネス。
これによりパターン内でのコード進行やダイナミックな変化を作るのがさらに便利になりました。
コードをあるステップから別のステップにコピーするには:
- コピーしたいノート (コード) が入っているステップを選択します。
- Copyボタンを押したままにすると、そのステップに入っているノートのLEDがそのトラックの表示色で点灯します。
- コピーしたいノートをレガート奏法で指定します:最初に押さえたノートを放す前に次のノートを押さえます。選択されたノートはブルーで点灯します。
- Copyボタンを放します。
選択したノートを同一ステップにペーストするには:
- Pasteボタンを押したままにします。
- ノートをペーストするときのキーをキーボードで指定します。
- 選択したノートは元の音程インターバルを保ったまま新しいキーでペーストされます。
選択したノートを別のステップにペーストするには:
- ペーストしたいステップを選択します。
- Pasteボタンを押したままにします。
- ノートをペーストするときのキーをキーボードで指定します。
この場合でも、選択したノートは元の音程インターバルを保ったまま新しいキーでペーストされます。
ペースト操作は何回でも必要なだけ繰り返し行えます。
注意:オフになっているノートはコピーできません。
クイックエディットの機能向上
クイックエディット時に最低でも1ノートが押されている状態であれば、同じステップにノートを続けて追加できます。
クイックエディットモードに入っている状態で、そのステップに入っているノートのピッチ、ゲート、ベロシティ、タイムシフト、ランダムネスを調整できます。
Tie/Restボタンを押すとそのステップに入っているノートのゲートの長さを延長しますが、次のステップにカーソルが移動したり、次のステップを消去することはありません。
すべてのキーを離すと、クイックエディットモードが終了します。
クイックエディットモードに入っている状態で、そのステップに入っているノートのピッチ、ゲート、ベロシティ、タイムシフト、ランダムネスを調整できます。
Tie/Restボタンを押すとそのステップに入っているノートのゲートの長さを延長しますが、次のステップにカーソルが移動したり、次のステップを消去することはありません。
すべてのキーを離すと、クイックエディットモードが終了します。
グループトランスポーズ機能を使用すると、複数のトラックをグルーピングしてトランスポーズをかけることができます。
手順は次の通りです:
手順は次の通りです:
- Transposeボタンを押したままにします。ボタンが点滅してトランスポーズモードに入っていることを表示します。
- グルーピングしたいトラックのTrackボタンを押します。選択したトラックボタンが白く点灯します。
ここからグルーピングしたトラックのトランスポーズをします。
Transposeボタンを押している間はTrackボタンでグループから追加/削除したいトラックを選択できます。
グループトランスポーズはそのトラックのすべてに適用されます。
トラック1でシーケンスを走らせながらトラック2でアルペジオ演奏をし、2つのトラックを同時にトランスポーズさせることもできます。
グルーピングを解除するには次の2種類の方法があります
- 'Erase' を押しながら 'Transpose' を押します。
- 'Transpose' を押しながらグルーピングされているトラックボタンを押して 'OFF' にしてグループから削除します。
プロジェクトをセーブするとトラックのグルーピングも一緒にセーブされます。
シーケンサーにコードをレコーディング:
- トラックを選択 (2, 3, または4) してシーケンサーモードにセットします。
- 選択したトラックで空のパターンを選択します。
- モードを Poly にセットします ('Shift' + Poly)。
- 'Shift' と Tie/Rest (Chord) を押しながらキーボードでコードを押さえます。
- 'Shift' と Tie/Rest を放して入力したコードが正しいかどうかをチェックします。
- 次にRecord + Play を押してキーボードで単音のフレーズを弾いて生成されたコードをレコーディングします。
MIDIアウトが2つあるよりもMIDIスルーがあったほうが便利なのに...と思われたことがあるかも知れません。
MIDIアウト2の機能を変更するには、'Shift' を押しながら Project/Utility を押してMIDI settingsメニューを選択し、MIDI out の設定を 'Out' から 'Thru' 変更します。
注意:トラックの受信MIDIチャンネルでKeyStep Proに送信されたMIDIメッセージは、KeyStep Proのそのトラックで加工されてから送信されます。
トラックの受信MIDIチャンネルを 'OFF' にセットすると、すべてのMIDIチャンネルから受信したメッセージをそのままスルーします。
MIDIアウト2の機能を変更するには、'Shift' を押しながら Project/Utility を押してMIDI settingsメニューを選択し、MIDI out の設定を 'Out' から 'Thru' 変更します。
注意:トラックの受信MIDIチャンネルでKeyStep Proに送信されたMIDIメッセージは、KeyStep Proのそのトラックで加工されてから送信されます。
トラックの受信MIDIチャンネルを 'OFF' にセットすると、すべてのMIDIチャンネルから受信したメッセージをそのままスルーします。
ファームウェアバージョン2.0以降では、ペダルを使ったMIDI Machine Control (MMC) に限定的ですが対応になりました。
これにより、シーケンスのスタートとストップをペダルで操作できるようになりました。
これにより、シーケンスのスタートとストップをペダルで操作できるようになりました。
その他のご質問がありましたら こちらにご連絡ください.